鼻の変形でブリーダーに「売れない」と言われた子猫。懸命に生きる“現在の姿”に感動
愛猫のかわいさを見て抱く、悪徳ブリーダーへの怒り
ありのままの姿で、元気いっぱいに生きるティファちゃん。その尊い姿を毎日、目にしているからこそ、MIZUHOさんは命を“商品”としてしか捉えていない悪徳ブリーダーに強い憤りを感じています。
「保護主さんと関わる中で、こんなにたくさんの子が捨てられている現実を知りました。ティファに出会えたことは感謝だけど、悪徳ブリーダーの犬猫への扱いには強い怒りを感じます。犬猫たちのおかげで、ご飯が食べられているのに、とも思います」
かわいさ重視の危険な交配や、命を命として見ない非道な行いが「商売」として成り立っているのが日本の現状。
動物愛護法を“命を守る法律”に
動物愛護法を真の意味で“命を守る法律”にするため、自分には何ができるのか……。ティファちゃんの生い立ちは、そんな疑問を持つきっかけを授けてもくれることでしょう。
猫種など関係なく、ありのままの姿を愛してくれる飼い主さんと出会えたティファちゃんには、この先も幸せしかないニャン生を歩んでほしいものです。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291


