50代で体重-10kg成功した女性が実践した「缶詰ダイエット」!食べて痩せる秘訣は?
保健師、ダイエット講師をしている松田リエです。私自身が12キロ痩せた経験と、保健師の知識をもとに、著書『食べるほどやせる! ずぼら缶詰ダイエット』幻冬舎(白澤卓二/監修)やWeb、個別レッスンなどでダイエット法を発信しています。
<本記事は『食べるほどやせる! ずぼら缶詰ダイエット』(松田リエ著 白澤卓二/監修)より抜粋・構成しています>
リバウンドを繰り返していた私のダイエット生活に終止符を打ったのは、ハードな運動や筋トレではなく、食事改善でした。
一番太っていたのは24~25歳。体重は53kgあり、顔もまんまる。27歳で食事改善をはじめ、1年で41kgまで減量。現在も40~42kgをキープ。
今でこそ理想の体型になり、ダイエット講師として指導している私ですが、昔はぽっちゃり体型に悩んでさまざまなダイエットを試しては、リバウンドを繰り返していました。
極度の食事制限や筋トレ、サプリメントなど、あらゆるダイエットを試すなかで食事の大切さに気づいたのは、看護師から保健師に転職し、食事指導をするようになってから。患者さんに指導しているのと同じように、私自身の食事も改善してみようと思い、栄養バランスを意識しはじめたのがきっかけです。
すると、3食おいしく食べていただけなのに、1年後には12kgもやせていたのです。この経験により、バランスよく3食食べることが、いかに効率的なダイエットになるかということを実感。
じつは運動による消費カロリーは驚くほど少なく、食事を抜くと筋力が落ちて脂肪だけが上乗せされるので、かえってリバウンドの原因になることもわかりました。
こうした実体験をもとに、今はハードな運動や食事制限は必要ない「食べてやせる」メソッドをみなさんにお伝えする活動をしています。
こちらの記事後半で、誰でも簡単に実践できる缶詰を使ったレシピ「さけ缶と夏野菜のチーズ焼き」を紹介します。
缶詰は代謝を上げるために必要なたんぱく質が豊富で、食欲を抑える“やせホルモン”「GLP-1(ジーエルピーワン)」の分泌を促進するEPAや、DHAも手軽にとれるダイエットにぴったりの食材です。
また常温で長期保存できるため、いざというときの非常食としても重宝します。缶詰は加熱処理済みなので調理時間も手間も最小限で済み、忙しい人や料理が苦手な人でも気楽に作れます。
ダイエットが成功し、私の人生は大きく変わりました。便秘や貧血、肌荒れなど、あらゆる体の不調がなくなったうえ、朝はすっきり起きられて1日の活動量が増えました。
自分に自信がつき、視野が広がって考え方も前向きになり、イライラすることが減って性格まで穏やかになったと言われます。
こうした変化は短期間で感じるのは難しいかもしれません。ダイエットでもっとも大切なのは継続することです。続けているうちに、ちょっとずつやせて、ちょっとずつ体調がよくなります。
こうした小さな変化を感じることがモチベーションになり、その積み重ねがやがて大きな変化になります。作りやすい缶詰レシピは継続しやすいと思うので、まずは1週間からはじめてみませんか。
体重12kg減! 1年で無理なくきれいにやせました
