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めるるが「女優」として高く評価されるワケ…魅力はただ“カワイイ”だけじゃない

『日曜の夜ぐらいは…』で主要キャラ

『日曜の夜ぐらいは…』

画像:ABCテレビ『日曜の夜ぐらいは…』公式サイトより

実は2023年4月期はGP帯ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)の主要キャストにも起用されており、“俳優・生見愛瑠”のランクを押し上げていたのです。 このドラマは主演・清野菜名さんが演じる女性と、岸井ゆきのさんが演じる女性、めるるさんが演じる女性の3人の友情を描いた物語。若手・中堅女優のなかでも演技力の高さに定評がある清野さん、岸井さんに肩を並べるキャスティングだったのです。 劇中の3人はそれぞれ重く暗い事情を抱えているのですが、めるるさんが演じたのは、実母が毒親で一緒に暮らしておらず、田舎のちくわぶ工場で働き生計を立てながら、借家で祖母と二人暮らしするキャラクター。そんな難役でも悪目立ちすることなく、清野さん、岸井さんとのシーンでもナチュラルな演技を見せていました。

『セクシー田中さん』で2番手キャスト

こうして4月期にGP帯ドラマの主要キャストに名を連ねたかと思えば、2023年10月期のGP帯ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)では2番手キャストに抜擢。木南晴夏さん演じる「田中さん」と友情を深めていく役どころを射止めたのです。 めるるさんの役は後輩の派遣OLで、コミュ力が高い愛され女子。けれど、実は生きづらさを感じて人生に悩んでおり、田中さんに出会ったことで変わっていくというキャラクター。 主人公をリスペクトするあまり愚弄した男に復讐を企てるなど、徐々に性格の悪さが滲み出てくるのですが、シスターフッドものとしても観ることができ、めるるさんの役の“性悪さ”が感動ポイントにもなっていたのです。
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火曜ドラマ『くるり』で主演中
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