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仕事帰り、見知らぬおじさんに渡された“封筒の中身”にゾゾッ…その時「不仲な夫」が意外な行動に

夫に報告したら、意外な反応に嬉しくなった

雅彦さんに話を聞いてもらおうと思ったものの、「今はとてもそんな雰囲気じゃないし、もしまた『今度は現役でモテてます自慢ですか?』なんて嫌味を言われたら辛いな」と思い、何度も言葉を飲み込んだ亜弓さん。ですが……。 「心細くてどうしようもなくなり、勇気を出して雅彦に話しかけて、例の手紙を見せながら事情を説明したんですよ夫婦すると雅彦さんはビックリした様子で、とっさに『そんなの危ないよ。パートやめた方がいいんじゃない?』という言葉が飛び出し、久しぶりにまともに会話をしてくれました。 「こんな時ですが、『え、私のことを心配してくれてるの?』と嬉しくなってしまいました。 私が『もしあのおじさんがストーカー化したりしたらやめるしかないけど、できることなら今のパート先は気に入っているし仲の良い仕事仲間もいるのでやめたくはない』と素直な気持ちを伝えると『分かった。じゃあもう少し様子を見てみよう』と言ってくれたのですが……。 久しぶりの会話が照れ臭かったのか、その後は寝るまでスマホのゲームばかりして、私の方を見ないようにしているみたいでした」

おじさんから守ってもらいながら、やっと仲直り

そして翌日、パート終わりに亜弓さんが従業員用の出口から帰ろうとすると、今度は雅彦さんが待ちかまえていたそう。 「なんと私のことを迎えに来てくれたんですよ。そんなことは初めてで、えー!って感じでしたね」 しかも雅彦さんは亜弓さんの手を握り「そのジジイにこうやって見せつけて、俺たちの間に割り込む隙なんてないって分からせてやろう」と言ってくれました。 夫と仲直り「やっと仲直りできる~! と正直ホッとしました。その後で久しぶりに2人で外食をして、雅彦とゆっくり話をすることができたのですが、『嫉妬心から機嫌を悪くしてごめんなさい』と謝ってきてくれたんです」 そして「亜弓がよくわからないジジイに変な目で見られると思ったら、機嫌を悪くしている場合じゃないとハッとしたし、実はずっと謝りたかったけどタイミングが掴めなくなっちゃって」とやっと笑顔を見せてくれたそう。 「それ以来、雅彦が頻繁に迎えに来てくれるようになり、手を繋いで一緒に帰るのが楽しみになったんですよ」
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あの手紙を渡してきたおじさんは……
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