Lifestyle

「ぼく、もう死にたい…」小3の息子から出た衝撃の言葉。その“まさかの理由”… <漫画>

スクールカウンセラーとの面談で驚愕

カウンセリングを受ける女性――学校の先生の対応はどうだったのでしょうか。 最上:担任の先生は、「児童たちにこういうふうに声かけしてみますね」とか、「クラメイトが〇〇と言ってると、息子さんに伝えてもらっていいですか?」と提案してくれましたが、アドバイスなどは特にありませんでした。原因が分からなかったし、先生も困っていたんだと思います。 副校長先生や校長先生と面談しましたが、「学校を守るために言っているんだな」という印象でした。すべてが空回りというか「うちはやるべきことをやっています」というポーズとしか思えなかったです。 ――スクールカウンセラーの女性が、同じ学校の教員かつ保護者だったというエピソードに驚きました。 最上:スクールカウンセラーとして現れたのが顔見知りの同学年の保護者で、その人は同じ学校の教員でもあったんです。すごくモヤモヤしたので調べたんですけど、カウンセラーの世界では、カウンセラーと相談者が「カウンセラーとクライエント」以外の関係性を持つことは、倫理的に良くないとされているそうです。 そんな人に「家庭の状況を話せ」といきなり言われても、「この人はあのお母さんとも繋がってるし、他の人にも話すかもしれない」「そもそも学校側の人だし……」と不信感を抱いてしまい、何も話せませんでした。 <取材・文/都田ミツコ>
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
1
2
3
4
5
6
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ