やぎゅう:自己流の筋トレはなかなか成果も出なかったので、いったんお休みにして、ジムに入会をして有酸素運動をスタートさせました。ストレッチ20分、ウォーキング20分、エアロバイク20分を週5でなんとか継続しました。芸人の生活って不規則なので、行けるときは午前中に行ったり、仕事が遅くなったときは深夜に行ったりしていましたね。
日比野先生:精神的に辛くなったことはなかったですか?
やぎゅう:「今日は雨が降っているし、面倒だな~」と思うこともありましたが、「これで行かなかったら自分に負けてしまう!」という思いも強かったですね。ジムだと動画を見ながら、ウォーキングやエアロバイクができるじゃないですか。
そこで「好きなドラマはジムでしか見られない」というマイルールを作って、有酸素運動をしながらNetflixでお気に入りのドラマを見ていましたね。
日比野先生:運動したくなるモチベーションづくりも大切ですよね。
やぎゅう:はい、有酸素運動を続けていくうちに「昨日できなかったことが今日できている」ということが増えていって、それ自体がモチベーションになっていったのも大きいですね。
日比野先生:ダイエットの成功体験を積み重ねていくことでメンタルが前向きになると、先述した幸せホルモンのセロトニンが分泌されるんです。ちなみにこのセロトニン、幸せを感じるときに分泌されるので好きな人と一緒にいたり、スキンシップを取ることでも分泌されるんですよ。
やぎゅう:「恋をしてキレイになる」は、本当だったんですね。いい出会い、見つけるぞ!
オートミールとは?
オートミールとは、イネ科の穀物である燕麦を加工した食品のこと。鉄分やタンパク質が豊富で、ヨーロッパなどでは古くから栄養豊富な主食として親しまれてきました。食物繊維が豊富に含まれているため、血糖値の急上昇を抑えつつ、適度に糖質を摂ることができます。
また、1食分のエネルギーが白米(茶わん一杯)だと約240kcalなのに対し、オートミール(茶碗一杯)は105kcalと低カロリー。ヘルシーな食材として、近年はダイエット食としても注目を集めています。
オートミールの種類
・燕麦(オーツ麦)
オートミールを加工する前の状態。脱穀されていないので、調理に手間がかかる。
・ロールドオーツ
燕麦を蒸した後、薄く伸ばして乾燥させたもの。粒のもちもちとした食感が残っているので、食べごたえがある。
・クイックオーツ
ロールドオーツを細かくしたもの。煮込み時間は2分ほどで、とろりとした食感に仕上がる。雑炊やリゾット、小麦粉の代わりに使うのも◎。
・インスタントオーツ
ロールドオーツを調理した後に乾燥させたもの。すでに味がついているものもあり、牛乳をかけるだけで美味しく食べられるので初心者にもおすすめ。
オートミールは腹持ちが抜群! 普段は1食あたり30グラムのオートミールを食べていますが、大食いの私でもかなり満腹になります。お米のような食感の「ロールドオーツ」と、粉ものの代わりになる「クイックオーツ」を、料理によって使い分けてもよし。私の場合、週に1回は外食先でお米やパンを食べるなど、適度にガス抜きしつつ食事管理を継続しています。