電話口でいきなり“イタい替え歌”を歌う男。初デートでのさらなる奇行で我慢は限界に…
大声で名前を呼ばれ、ついに限界へ……
デート日、瀬田さんは憂鬱な気持ちのまま、待ち合わせ場所である近所の駅へ。優斗さんらしき人物を見た時、衝撃を受けました。
「プロフィール写真の面影はあるけれど、あきらかに写真よりもおじさんで……。どれだけ加工して盛りまくってたんだ……とビックリしました」
優斗さんは目が合うと、大声で「あおいちゃ~ん! こっちこっち!」と名前を叫び、手を振ってきたそう。
大勢の人が行き交う駅で名前を呼ばれたことが嫌で恥ずかしく、瀬田さんは「この人と付き合うのはナシ! 今日は早めに解散して、ブロックしよう」と決意。優斗さんと合流し、約束していたカフェへ足早に向かいました。
カフェに入ると、優斗さんは「ねえ、昨日の約束守ってよ」とニヤニヤ。うさぎとかめの替え歌を披露するよう、瀬田さんに迫ってきました。
「恥ずかしいから嫌だ」と言っても聞いてくれない優斗さん。その態度に、瀬田さんはイライラ。
あまりのしつこさ腹が立ってきて、ついに「フランクさを履き違えるな! 替え歌歌ってくる時点で怖いんだよ!」と、優斗さんに怒りをぶつけてしまいました。
「それからはふたりとも、無言のままパンケーキを食べて即解散。やっぱり電話の時点で変だと思ったら、デートを断る勇気を持たないといけないなと痛感しました」
アプリを使った婚活は慎重に
この一件以来、瀬田さんはおでかけ機能を利用しなくなったそう。マッチングアプリでの婚活では人柄を見る時間も大切だと思い、じっくり時間をかけて相手を知るようになりました。
距離の詰め方は人それぞれですが、あまりにもフランクかつ個性的に近づいてこられると嫌悪感が膨らんでしまうもの。優斗さんのフランクさは極端ですが、反面教師にしながら、人との距離の近づけ方を考えていきたいものです。
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<取材・文/古川諭香>古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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