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小池都政8年間の“最大の問題点”。7つのゼロ未達成、謎の東京アラートよりも注目すべきは

「小池都知事のプロフィール」が最大の注目点に…

東京都庁舎 同居人からの告発がある中で、今度は元側近による告発が出ている点は、非常に大きいのではないかと思います。  実はメディアはあまりこれを取り上げていなかったんですが、最近は毎日新聞でも小池百合子さんの過去の発言などを踏まえて、なぜこの学歴問題がいまだにくすぶっているのかという検証記事を上げています。小池さんのキャリアの出発点がカイロ大学卒業であったことを考えれば、学歴問題は決して小さなものではないと思います。  小池都知事の出馬に関して、プロフィールに学歴のことを書くかどうかが、最初の注目点になってしまっていると思います。  僕の予想では、小池都知事は非常に弁も立つし、メディア戦略に長けた人でもあるので、もしこの学歴詐称疑惑に向き合うとしたら、 「今後2024年からの東京は、学歴などのステータスに頼らずに、あらゆる人にチャンスを与えることができる。誰1人取り残さない行政を目指してまいります。そのために私も率先して学歴をアピールしない」  とすら語るのではないかと思っています。これは完全に僕の憶測ですが。 <文/ダースレイダー 構成/女子SPA!編集部>
ダースレイダー
1977年、フランス・パリ生まれ。ロンドン育ち、東京大学中退。ミュージシャン、ラッパー。バンド、ベーソンズのボーカル。吉田正樹事務所所属。2010年に脳梗塞で倒れ、合併症で左目を失明。自身のYouTubeチャンネルから宮台真司、神保哲生、プチ鹿島、町山智浩らを迎えたトーク番組を配信している。2023年には映画『劇場版センキョナンデス』『シン・ちむどんどん』(プチ鹿島と共同監督)公開。近著に『イル・コミュニケーション―余命5年のラッパーが病気を哲学する―』(叢書クロニック)など
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僕はラッパーなので声が大きい。「不意の病気によって社会から弾き出されてもなかなか声を上げられない人の声を、力を借りて物申していこう」と決意した。
余命5年のラッパーがHIPHOPと古今東西の思想をつなぎ、「病気とは、生きるとは何か?」を問う。
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