News

47%増量も…コンビニ各社「大増量キャンペーン」好調に“意外な背景”? 喜んでばかりいられない

“コンビニ飯=贅沢品”という人が増えているのでは

 どちらも単なるフィクションの話じゃないか、と思う人もいるかしれない。しかし、ひと昔前のドラマや映画では、上京する我が子を心配した親が「コンビニ弁当ばかり食べていないかい?」と電話越しに尋ねるシーンが珍しくなかった。コンビニ飯は気軽に手が出せる商品だったからこそ、こういったセリフがよく使われていたのだろう。ただ、時代は変わり前出の姫子や理紀のように“コンビニ飯=贅沢品”と考えている人は増えているのではないか。  日本の実質賃金は30年近くほぼ横ばい。にもかかわらず、税金や社会保険料は上がっており、経済的に困窮している人は少なくない。増量キャンペーンが実施されないとコンビニ飯に手が伸ばせなくなった人が増加したからこそ、人気を集める企画になった可能性は低くない。 <文/望月悠木> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ