「上の人を呼んでよッ!」図々しすぎるクレーマーを黙らせた“まさかの人物”
ほぼ食べ終えてるのに「肉が硬くて食べられない」
ほとんど料理を食べ終えているにもかかわらず、「肉が硬くて食べられない。ほかの料理に交換してほしい」など、驚くような要求をしてくることが増えたのです。物腰がやわらかいのでオブラートに包まれてはいましたが、それはまるで陰湿なイジメのようでした。
「私がSさんについて相談しても、店長の反応は、いまひとつ。それなのに、『そっちでどうにか解決して』というような雰囲気を醸し出してくるのです。仕方なく、Sさんから料理についてクレームがあったとき、『もうこれ以上の要求はのめない』と、丁寧に断りました」
すると、Sさんは豹変。「上の人を呼んで」「その態度の悪さも謝罪させてやる」と、人が変わったように冷たい声で言い放ちます。思わず、「どうしよう」と固まってしまった春奈さん。そのとき、事情を知っていたスタッフのひとりがスタスタとテーブルに近づいてきました。
普段は癒し系の女性店員が豹変!?
山内良子
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意。
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