60歳以降もずっと若々しい人が「好んで食べていたもの」…女性には“コレステロール”よりも注意すべき数値があった
コレステロール不足で生じるデメリットとは?
それどころか、コレステロール値を下げすぎることで生じるデメリットのほうは、驚くほどたくさんあります。
まず、コレステロールは男性ホルモンと女性ホルモンの両方の材料になるので、それが不足すれば、当然これらのホルモンの分泌量も減ってしまいます。
男性ホルモンは女性の体内にも存在し、意欲や行動力を高めるもとになります。60歳以降の女性を元気にするホルモンでもありますから、その材料が不足すれば、せっかく元気になるはずなのに元気になれないということが起こります。
女性ホルモンの減少で骨粗鬆症になりやすくなる
和田秀樹
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。ベストセラー『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『60歳からはやりたい放題』『90歳の幸福論』『60歳からはやりたい放題[実践編]』『医者という病』『60歳から女性はもっとやりたい放題』(扶桑社)など著書多数
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