モラハラに耐え続けた妻、夫の改心でやっと幸せになったのに…「親友の裏切り」で別の地獄へ|ドラマ『わたしの宝物』
美羽が冬月に、意外なほど執着する理由は
もともと美羽が中学生時代にそこまで冬月を好きだった、という表現があまりされていないので、「美羽が冬月にそこまで執着するのがわからない」といったSNSでの書き込みも目立つ。私自身もそう思っていたのだが、もしかしたらどうやら過酷だったらしい美羽の家庭環境の中で、冬月はたった一筋の希望だったのかもしれない。
つらいことを心の底にしまいこんだ美羽が、再会してパンドラの筺(はこ)が開き、中学生のとき以上に、冬月に並々ならぬ愛着と執着を高まらせたとしても不思議はない。
“托卵”の三角関係に、大きく関わる二人の女性
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