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どうも不評な朝ドラ『おむすび』の楽しみ方。“熱血キャラ”の26歳俳優をよく見ると

佐野勇斗の微動を楽しむドラマとして

『おむすび』© NHK ギャル活動も書道部も再開した結は、「好きなことばやれ」と言う父・米田聖人(北村有起哉)のお墨付きによって、興味関心の領域が自由に広がる。ギャルと書道の次に着手したのは料理だった。  きっかけは、夢のベクトルへ後押ししてくれた翔也へのお礼。スタミナが足りないと打ち明ける翔也のために毎日スタミナ料理を作るのである。翔也からの感激コメントが励みになって、毎朝せっせと弁当を作って渡す(イチゴの箱からの逆転が面白い)。  ところがスタミナがつくどころか体重が増えて身体がなまってしまう。せっかく気合いが入り始めたというのに、結の家まできた野球部の監督からはきつく注意されてしまう。気持ちが沈んで夕食の箸があまり進まない結の元に、翔也がやってくる。  翔也は謝罪しながら、でも慣れない料理を自分のために毎朝作って渡してくれたことがほんとうに嬉しかったと素直な気持ちを吐露する。カメラがふたりを真横から捉える。このとき、翔也の袖はまったく風になびいていない。ぴたっとなびくことをやめたその袖を見て、あぁこれは恋の予感だなとはたと気づく。  実際、結はその夜から翔也に胸キュン。恋い焦がれることになるのだが、ユニフォームの袖きっかけで、佐野勇斗の微動を楽しむドラマとして本作を見ると、これは、なかなか面白いと思う。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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