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NHKで異彩を放つ「ギャルモデルの熱演」…“口喧嘩最強ギャル”が朝ドラに大抜擢されるまで

『egg』ではゆうちゃみも現役ギャルタレ

『令和版egg 5th Anniversary あおはる』大洋図書

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一方、『egg』出身者は今井さんのほかにもゆきぽよ(木村有希)さん、ゆうちゃみ(古川優奈)さんがおり、そしてみりちゃむさんにそのバトンが渡されているのです。 ちなみに、ゆうちゃみさんは大阪出身のネイティブな関西弁で、ギャル特有のズバズバと斬り込んでいくトークを武器に、現役ギャルタレントとして活躍中。長嶋一茂さんやFUJIWARA・藤本敏史さんといったオジサン2人を「飲み友」と公言するなど、年上男性の懐に入り込むコミュ力の高さも強みです。 さて、今井さんが『テラスハウス』で脚光を浴び、ゆきぽよさんも日本版を経てアメリカ版の本家『バチェラー』(Amazonプライムビデオ)に出演して逆輸入的に注目を集めたので、恋愛リアリティがブレイクのきっかけになるパターンがあったのですが、みりちゃむさんが脚光を浴びた経緯は少々特殊でした。

みりちゃむがブレイクしたきっかけはYouTube

みりちゃむさんが“売れた”きっかけは、元テレビ東京のテレビプロデューサー・佐久間宣行さんのYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCKTV』への出演でした。 佐久間さんのYouTubeで口喧嘩(くちげんか)女子オーディションが開かれ、みりちゃむさんは“口喧嘩最強ギャル”として大ウケ。その後も同YouTubeチャンネルで罵倒系企画にたびたび登場し、お笑いファンに一目置かれてブレイクしたのです。
『おむすび』でのみりちゃむさんは、ヒロイン・橋本環奈さんやギャル軍団の仲間とともに、パラパラダンスを披露する名シーンもあり、『おむすび』が斬新(ざんしん)な朝ドラとして認知されることに大きく貢献しました。 橋本さんとみりちゃむさんたちは、クランクイン前からこのパラパラシーンの特訓をしていたそう。その努力が結実したことで、みりちゃむさんのギャルタレントとしての格も上がったと言えるでしょう。
<文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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