40歳ジュノンボーイ俳優の“出番が少ないなり”の工夫とは。他のゼロ年代グランプリ達にも求められる職人技
下手側に配置される
峻が挨拶をすませて解散後、6年2組担任である篠谷陽子(森川葵)がもう少し愛想よくできないものかと峻に注意する。峻は粗暴な態度を変えず、取り合おうとしない。唖然とする篠原の元に他の教師たちがやってくる。 画面右に篠原、中央あたりに他の教師たちが配置され、下手から藤岡がフレームインする。「なんなの」と憤る篠原を「まぁまぁ」となだめたあとは、うんうんうなづくだけ。第2話の職員室場面でも、篠原が画面上手、藤岡が下手。 画面上の少ない情報量から考えるに、本作の平岡祐太は画面の下手側に配置されることが多い。ドラマの演出上、そこまで厳密に配置されているとは考えにくいが、平岡は最近の出演作でもこうした配置が細かく気になる人ではある。
細かく共通する俳優としての特性
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