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いじめ、少年院、1億円整形…アレン様の壮絶人生。「絶対あいつらより幸せになってやる!って」

昔は気が弱い子どもだった

――いじめや非行を経て、そのまま引きこもりやうつ病になってしまう人も多いと思うんです。アレン様はなぜ今のようになれたんでしょう? アレン:これは書けるかどうか分からないんですけど、自殺をするくらいなら、嫌いなやつを殺してから死んだほうが気持ちが楽だと思うんです。実際に殺せというんじゃなくて、“気持ちの問題”としてね。 あなたをいじめて死にたいぐらいまで追い込んだ奴に罰を与えず、なんであんただけが死ぬ必要あるの?死ぬなら、相手にも同じ目に遭ってもらって死のうよ。ぐらいの心持ちです。書けるか分からないけど、書いて欲しい。 ――書きます。 アレン:でも、それぐらい、つらい境遇の人って多いんです。特に女性はやっぱり劣等感を抱えている人が多いけど、強く生きようよ、って言いたい。 アレン様――今のアレン様は恐ろしくポジティブというか、強く見えますが、昔は違ったんでしょうか? アレン:私はもともと気が弱い子だったの。だからいじめの対象にもなったし、それをやり返す勇気もなかった。今みたいな勇気があったらやり返してる。 そういえばね、この前も電車で盗撮されたんだけど、腹が立ったから、そいつに電車内で“かかと落とし”(格闘技の蹴り技)してやったの!そいつが「許してください、ごめんなさい」って謝ってきたから、「警察行く?警察行ったら社会的に終わるよ?」って言ったら、お金で解決したいって言うから、10万円ふんだくってやった。なんで、ただ座ってるだけで何もしてない私が盗撮されなきゃいけないんだって思って。

あんな奴らより、絶対幸せになってやる

――強くなりすぎるくらいに強くなってますね…(笑)。目撃したファンの方がいそうです。 アレン:見てたのよ!クリマンが見てたの。だからその人に「私、悪いと思う?」って聞いたの。そしたら、「全てアレン様が正しいでございます」って(笑)。これ映画みたいな話だけどマジです。 ――完璧なエピソードトークとオチですね。 アレン:ちょっと脱線しましたけど、元々はそういういじめられるような気が弱い子でした。なんですけど、やっぱり自分を強く変えたいっていう原動力ですね。いじめた奴を見返したい、「あんな奴らよりは、絶対幸せになってやる」っていう原動力。 だからむしろ、いじめられた経験がなかったら、こんなに強くポジティブに生きていかなきゃいけない、っていう気持ちは湧いてなかったかもしれないし、普通の順調な人生だったかもしれない。だから、あの経験って思い出したくないし大っ嫌いなんだけど、一方では、すごく感謝もしてます。
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傷ついているあなたに、メッセージを贈るわ
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