女優・足立梨花「女性の性欲」描くドラマ主演で感じた“難しさ”とは。主人公に共感するからこそ
性欲の話を“下ネタ”と思われる怖さは?
「女性の性欲がメインテーマですが、性行為が軸ではありません。あくまで『女性が性欲とどう向き合うのか』という部分に重点が置かれた作品と認識しています。綾が葛藤している様子、そこにどのようなことに対応していくのかを見せられれば、“下ネタ”と安易に結び付けられることはないはずです。
また、ポップなシーンとしっとりシーンを演じ分けることで、原作の笑える部分も見せつつ、女性の悩みに寄り添うことができるのかなと考えています」
ただ、そのためにも綾が“視聴者から共感される主人公”になる必要がある。俳優“足立梨花”と聞くと、他の作品で演じてきた嫌なキャラをイメージする人も珍しくないはず。足立さんは“みんなの綾”になるために「何かを参考にするのではなく、『綾としていたい』という気持ちを意識するようにしています」と回答。変に飾らずに演じることで、“綾”を表現できると語った。
女性も気軽に“性”を話せる社会になれば
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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【取材時の足立梨花さん衣裳】
ワンピース:LILLIAN CARAT
パンプス:ダイアナ(ダイアナ銀座本店)
アクセサリー:auca
スタイリスト:奈雲恵里
ヘアメイク:杉村理恵子



