名作アニメの“あのパスタ”「ミートボールゴロっとパスタ」

ミートボールゴロっとパスタ(538円)
3つ目は「映画に出てきそうなパスタが食べたい!ロマンの分だけ肉を丸めたミートボールゴロっとパスタ」こと「ミートボールゴロっとパスタ」(538円)。映画『わんわん物語』の“あのシーン”をはじめ、
様々な映画のワンシーンを彩ってきたパスタがついに誕生した。

映画で見たやつ
ミートボールは1個1個がとても大きく、まん丸としており、まさしく映画で見たやつ。実際に食べてみると肉汁がジュワジュワ出るタイプではなく、口溶け食感というよりは弾力が強く噛み応えがあった。ミートソースはトマトトマトしておらず、サッパリとした味わい。この商品本来のポテンシャルなのか、それともレンジで温める時間が良かったのか、麺はアルデンテのような固さでとても良い。

肉汁ジュワジュワではない
先述した通り、
味はサッパリしているため、どことなく寂しさを覚えた。ブラックペッパーやチーズをトッピングすると、味にコクや深みを与えられ、違った美味しさを見つけられるかもしれない。

ただの炭水化物「はみだしすぎィな お好み焼きおにぎり」

はみだしすぎィな お好み焼きおにぎり(322円)
最後は個人的に4つの中で一番の問題作「“具がない部分” が許せないおにぎり! はみだしすぎィなお好み焼きおにぎり(炭水化物すぎィ)」こと「はみだしすぎィな お好み焼きおにぎり」(322円)。炭水化物を炭水化物で包むだけでは飽き足らず、包まれている炭水化物がはみ出てしまうほどのボリューム。おかげさまで1個で429カロリーというパワーヒッターだ。
「企画会議に小学生が参加したのか?」と思わせるほどのワンパクなメニューである。

ソフトボールくらいの大きさ
ソフトボールくらいの大きさをしており、加えてお好み焼きがはみ出ているため、食べやすいとは言い難い。ただ、「頬に米粒やら食べかすをつけることなど厭わない」と思わせ、ついつい頬張りたくなる衝動にかられる見た目をしている。味はキャベツのシャキシャキ感や豚肉の甘味など、お好み焼きらしさを感じられる。

米もお好み焼きもパンパン
お好み焼きとソースの味ばかりが感じられ、米の存在感はあまりない。ただ、お好み焼きのコッテリ感を中和しており、食べ進めやすくしている。また、食べているとズシンズシンと胃に炭水化物が収納されていく感覚を味わうことも可能。「おにぎり1個に300円は馬鹿げている」と思っていたが、これ1個で満腹感を得られた。

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「偏愛めし」は基本的にはワンコイン以下で買え、ボリュームも悪くないため、コスパ面は優れている。それ以上に、誰かと一緒に昼食をとる時の話題作りにもなりそうなため、味やコスパだけではない魅力も含んでいるように思う。自分の“フェチ”具合をチェックするためにも今度挑戦してみてはどうだろうか。
<写真・文/望月悠木>
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フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):
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