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自宅が全焼し「心が粉々に砕け散った」P.ヒルトン。子供たちとノリノリで踊る動画が話題に

 米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で猛威をふるっている山火事で、家族と暮らしていた自宅を失ったパリス・ヒルトン。自身も被災者でありながら、被害を受けた人々を支援する活動に奔走している。家を失った人々や動物たちに役立つ情報を発信しているSNSには、子供たちと楽しそうにダンスする動画も。

わずか72時間で約1億2500万円を集める

パリス・ヒルトン

パリス・ヒルトン

 被災者を支援するため、自身が運営する非営利団体「11:11 メディア・インパクト」を通じて募金を呼び掛けたパリス。わずか72時間で80万ドル(約1億2500万円)という巨額の寄付金を集めた。  すでに15万ドル(約2300万円)をクラウドファンディング「GoFundMe」の山火事救済基金に寄付し、被災した150家族の生活再建に向けた現金支援を行うことになっている。  パリスはインスタグラムで「現金で支援し、被災した方々に尊厳と選択肢を提供します」「衣服なのか、避難する場所なのか、薬なのか。被害を受けたご家族こそ、いま自分たちに何が必要なのか一番理解されています」と寄付の意図を説明している。  また、幼い子どもを持つ人たちを支援するため、彼女自身も個人で10万ドルを寄付することを表明している。  金銭的な支援にとどまらず、困難な状況に置かれた人々を支援する非営利団体「Baby2Baby」のボランティア活動にも参加しているというパリス。さらにイートン地区の火災により行き場を失い、動物愛護団体に保護されたズズという犬を迎え入れたこともSNSで報告している。

焼け落ちた自宅を見て「心が粉々に砕け散った」

 そんなパリスも、ロサンゼルスの高級住宅地マリブにある自宅を失った被災者だ。  今月7日に山火事が発生した後、夫カーター・リウムと2人の幼い子供たち、そしてペット数匹と無事避難。けれども家族との思い出がつまった家にも火の手が回ってしまった。パリスはSNSにニュース映像をアップするとともに、「自宅が焼け落ちるのをテレビで見た」と告白。「家族と一緒に見ていたニュースの生放送で、マリブにある私たちの家が燃えているのがわかった。こんなこと、誰も経験すべきではありません」とキャプション欄に綴っていた。  その後、自宅の焼け跡を訪れたときの様子を動画で投稿した彼女。灰になった家を目の当たりにして、こう心境を綴っている。
「ニュースで見たときは完全にショック状態で心がついていかなかった。でもここに立ち、自分の目で見てみると、心が粉々に砕け散ったように感じる」 「この家はただ住んでいただけじゃない。ここで夢を見て、笑い、家族と最も美しい思い出を築いた場所。(息子の)フェニックスの小さな手から作品が生み出され、そこかしこに愛と人生が詰まっていた場所だった。それが灰になってしまったなんて……言葉では言い表せないほどショック」
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子どもたちとノリノリで踊るTikTok動画が話題
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