
風呂上がりのNさんに「彩花ちゃんのお見舞い毎日大変だったね~! インフルうつらないようにマスクしたりしてたんだ? 今ねぇ、Nが買っていったバナナ食べてるって~」と笑顔で近づくと、青くなって後退(あとずさ)りしたそう。
「Nを正座させてメールを見せながら『一体どういう事なのか説明しろ』と怒鳴ると…しどろもどろで不倫を認めましたね。しかも相手はキャバ嬢でした」
夫がキャバクラに通っていた事も知らなかった瑞穂さん。
「平謝りして許しを請うので、どうしようかな?と思っていたら最悪な事に…実はNもインフルに感染していたんですよ!」
仕方がないので、瑞穂さんは夫の看病したそう。
「うつらないように私はマスクをちゃんとつけていましたけどね。ここはかいがいしくお世話をして恩を着せておこうと優しくしておきました」
Nさんは不倫相手と別れると言い、瑞穂さんの前で電話やメールで彼女に連絡をしましたが無視をされて連絡は返ってこなかったそう。
「慰謝料請求が怖いのかもしれませんね(笑)でも、まだ油断は出来ないので…2人が別れたと確信するまで監視の目を光らせたいと思います」
それから瑞穂さんは、夫の携帯をチェックする際にはLINEだけではなくメールの方も見るようにしているそうです。
<文&イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:
@skippop