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「朝起こされるとき、母に性器を触られる」“異常すぎるDV母親”から逃れた、31歳女性の胸中

朝起こされるときには、母親から性器を触られる

 学校に行く準備も監視対象でした。母親の中で、教科書、ノート、ドリル、文具などをランドセルに入れる順番すら決まっており、順序を間違えただけで怒られます。  子どもは友達がもっている流行りの文具や服など欲しがります。茜さんも欲しがったことがあったそうですが、「お母さんが嫌いだからダメ」という理由で買ってもらったことはありませんでした。  幼いころ、茜さんはアトピー体質でかゆくて搔きむしってしまうことがあったそうです。それを見て「汚い」「学校でアトピーを見られたら友達から嫌われるよ」と酷いことを言われ、顔立ちについても「もうちょっと可愛ければ」と心無いことを言われ続けました。  さらに小学校3年から6年生ごろまで、母親は朝茜さんを起こす際に下着に手を入れて、性器を直接触ってきたそうです。おねしょのチェックなら布団に触れれば良いだけなのに。この行為の理由は不明です。

否定や制限ばかりされ、何にも興味を持てなくなった

 中学に進学すると携帯電話を持つ生徒も増えます。茜さんも携帯電話を持つことは許されましたが、母親から1時間に1回ぐらい電話やメールが来ます。  茜さんは絵を描くことが好きだったそうですが、子ども時代から絵でたくさん賞状をもらっていた姉と比較され、「上手じゃない」と否定されました。
茜さんのパレット

茜さんのパレット

 電車で出かけて良い範囲を決められるなどのルールも多く、行動を制限され続けた茜さん。やがて、何に対しても興味を持てなくなりました。  その後、母親と同じ私立の女子高に進学します。
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母親について、先輩に「おかしいよ」と言われた“出来事”
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