32歳と39歳、2人の実力派俳優の出演作に「ハズレがない」理由。金ドラ共演に、原作ファンの「期待と不安」は
強烈キャラを浮かせない匙加減と、異常に豊かな表情筋
何はともあれ、主演であっても、助演であっても、演じる役だけでなく、対峙する相手役すらも愛おしく感じさせる俳優力を松山はもっています。『クジャク~』で演じるのは、主人公・小麦とバディを組み、事件の真相を追う弁護士・松風義輝。理屈っぽく余計なひと言が多い“くせ者”ですが、世話焼きな一面もあるキャラクターです。松山が演じる“くせ者”は、本当にくせ者! なのに、どこかチャーミング。本作においても、愛される作品になる演技を見せてくれそうです。
“くせ者”VS“厄介者”に期待しかない
鈴木まこと
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201


