元キー局アナ・39歳の私が居酒屋で遭遇したイケオジの“問題発言”にギョッ「それ、全然面白くないですよ」
白髪混じりのイケオジ風男性の“問題発言”
「それ、全然面白くないですよ」
一時期に比べて、セクハラは絶対NGという風潮が定着しつつあるものの、お酒が入ればそれは多少の「盛り上がり」であり、謎のぶっちゃけ話として済まされてしまう現状がまだまだ日本にあるということなのでしょうか。
あの、それ、全然面白くないですよ。
下ネタや悪口であれば、手っ取り早く場が盛り上がる……という時代はあったかもしれませんが、一瞬は盛り上がるかもしれませんが、結局、ああ、あんなこと言っちゃったなあと翌朝頭を抱えたり、場合によっては職場の査定に響いたりなど、何らかの形で自分に返ってくる恐ろしいリスクが実は存在します。やめとくに限る!
下ネタじゃないと盛り上がらない……とお思いでしたら……。ぜひ多くの映画をご覧になったり、本を読まれたりして、サブカル知識を身に付けられてはいかがでしょうか。
さて、気になるのは同席していた女性たち。何も言えなかったのでしょうか……。
私からのアドバイス。
「〇〇さん素敵なのに、そんな下品なことを口にするのはもったいない!! この話題終了まで5秒前~! はい終わり~!」とその話題を切り上げましょう。
言われた方は悪い気はしないでしょうし、こんな話題はイケてないんだ、ということを何らかの形で知らしめてあげる事が大切。
日本のジェンダーギャップ指数は118位。先進国ではビリですよ。それを嫌でも再確認する場面がまだまだあるんだなぁということを実感したある夜でした。
<文/アンヌ遙香>アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
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