
「とにかく捨てて捨てて捨てまくれ!」という印象が強い断捨離ですが、断捨離を初めて提唱した『オタクの断捨離』原案のやましたひでこさんによると「それは違う」とのこと。
本書によれば、断捨離とは本来「自分の人生や日常生活にとって不要なモノを切り捨てることで、モノへの執着から離れ、身軽でシンプルなライフスタイルを目指すこと」。
当事者が不要でなければ、捨てなくてもいいのです。
とはいえ部屋のスペースは限られています。他の家族にとって不快だとしたら、やはり対策を練らなくてはなりません。
本書に登場する「どんな漫画でも全巻揃えてしまうオタク」。この方にやましたさんが提案したのが「3分類の法則」です。
「全部読み切っても手放さないモノ」「読んだら手放すモノ」「読む前に手放すモノ」に分類して、「読む前に手放すモノ」は破棄します。
「全部読み切っても手放さないモノ」は、自分で覚えていられる場所に収納。
「読んだら手放すモノ」は、読むのを忘れないようによく見える場所に収め、読んだものから順番に手放していきます。