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不倫男に別れ際に言われた、ロクでもないセリフが忘れられない/恋愛人気記事BEST

バイト先の既婚者オーナーが優しくしてくれて…

 佐野春菜さん(仮名・24歳/専門学校生)は、個人経営のハンバーガーショップでアルバイトをしていました。 「一度は大学を出て普通に働きだしたのですが…どうしても肌に合わず、子供の頃から好きだったイラストで生活していきたいと思い、専門学校に通い始めたんです」  アルバイトをしながら絵の勉強をする春菜さんに、バーガーショップのオーナーであるEさん(38歳・既婚/子持ち)は、とても優しかったそう。 サービス業の女性。カフェの店員「まかないはもちろん、時にはサラダ弁当まで持たせてくれたりとか。あとEさんには、グラフィックデザイナーやイラストレーターの友達が何人もいて、紹介してもらったりしました」  次第にオーナーに憧れを抱くようになった春菜さん。 「そんなある日、仕事終わりにEさんと一緒に飲みに行く事になって。ドキドキしながらついて行ったんですよ」

事後に「いや~気持ちよかったよ。ありがとうね」で先に帰宅した彼

ホテル 思いの外酔っ払ってしまった2人は、勢いでホテル入りました。 「あぁ、ついにEさんとの不倫関係が始まってしまったなと思いつつ、Eさんの腕枕でピロートークしようとしたら…」  サッとかわされてしまった春菜さん。 「えっ?とビックリしていたら『いや~気持ちよかったよ。ありがとうね、ホントありがとう!』とEさんに肩をポンポンされてしまって」  よく分からぬまま「いえ、どういたしまして」なんて返事をかえすと…。 「Eさんが『いえいえ、こちらこそ!じゃあ僕、もう終電だから行くね』と先に帰ってしまったんですよ」  あまりの事に呆然とする春菜さん。 「しばらくして、あれ?これって1回っきりで終わりって事か、ってやっと分かってムカつきましたね。朝までふて寝して帰りました」  春菜さんは、そのままEさんに何の連絡も入れず、2度とバイトに行かなかったそうです。 <文&イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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