Beauty

「大人ニキビや毛穴肌にいい!」約900円の超レトロなコスメが、また人気を集めているワケ

ファイナンシャルプランナーの齋藤めぐみです。マネー情報から節約術、ドラッグストア活用術まで情報発信しています。 ドラッグストアの地味な棚には名品コスメが色々あるのですが、レトロなコスメがSNSでバズるなど、再ブームになっています。
レトロイメージ

画像はイメージです

例えば、「ニキビに効く化粧水」と聞いて思い浮かべる人もいそうな、明色美顔水(めいしょくびがんすい、メーカーは桃谷順天館)。その歴史はなんと130年以上で、明治時代から現代まで愛され続けているロングセラー商品です。アニメとのパッケージコラボも続々登場して、若い世代にも人気が広がっているそう。
明色美顔水

レトロな青いビンの明色美顔水

今回は、そんな明色美顔水(以下、美顔水)の特徴や使い心地、現代のスキンケアにどうフィットするのかを実際に試してご紹介します! ちなみに私は35歳、混合肌、そして“疲れるとすぐニキビができる”タイプです。

美顔水に、医薬品の成分が入っている理由

1885年(明治18年)の誕生以来、薬用化粧水としてニキビ・肌あれに特化した処方で長く支持されている化粧水、美顔水。サリチル酸とホモスルファミンという有効成分が毛穴の汚れや古い角質を除去し、肌を清潔に保つことで、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を防いでくれるんだとか。90mlで税込990円(店によってはこれより安い場合も)というお手頃価格なので、背中ニキビなどにもパシャパシャ使えそうです。 このホモスルファミンは医薬品の成分とされていて、現在の法律では化粧品に配合できないのですが、美顔水は既得権で今も使えるのだそうです(メーカーサイトより)。 現在は、シリーズ商品として「薬用美白美容液ジェル」や「薬用洗顔フォーム」などもあります。

香りにびっくり、「うわっ薬局!」

初めて瓶を開けたとき、思わず「うわっ、薬局!」と思ったのが正直なところ。漢方っぽい、昔ながらの薬のような香りがします。一方でそんな独特な香りが、なんというか、「今、肌を整えてるぞ…!」というスイッチが入るのも事実です。 テクスチャーはさらっと水のようで、コットンになじませて肌にのせると、スーッと広がる清涼感。まるでメンズ化粧水のようなさっぱり感があり、「皮脂、落ちてるな~」という実感がわきます。
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