──最近は多方面で活躍されていると思いますが、仕事とプライベートは、どのようなバランスを心がけていますか?
本田:休みの日や少し空いた時間で自分の好きなことをする! を心がけています。服が好きだったり、温泉やラジオといろいろあるんですが、お仕事も本当に好きなのでどちらかに偏りすぎず、どちらも大事にしていきたいなと。
──お芝居してるときのこだわりも現場ごとに違うと思いますが、今回の『すぱいす。』ではどうでしたか?
本田:食べるシーンで、観ている方が「美味しそう!」、「お腹すいた」と思っていただけるようにと演じていました。アドリブもたくさんやってみたり。すごく楽しかったです。ちょっとした所作も含めて、どの作品をやるときも「この作品ならでは」というこだわりはありますね。
その作品で一番求められているものは何なのか、一番大事にしようと思うことは何なのかを考えます。どうしたら作品を愛していただけるかと。
ルーティンはお風呂に入りながら“あるラジオを聴く”
── 一方で、プライベートでこだわってることって何かありますか?
本田:毎週、週一でロバート秋山さんのラジオを聴きながらお風呂に入ることですね。ルーティンです。本当に楽しみで。
──お笑いがお好きなんですか?
本田:ただただ秋山さんが好きなんです。初めて「ラジオを毎週聴こう」って思えて、それまではラジオをあまり聴いていなかったのですが、秋山さんのラジオのおかげでラジオの面白さを知ることができました。
──朝ドラ『虎に翼』など、出演作品への反響もすごそうですよね。注目が集まっている状況は、本人としてはどう感じてますか?
本田:素直にうれしいです。仕事をするにしても自分のためだけじゃないところがあって、「この作品を観てどう思っていただけるかな?」と考えます。応援してくださっている方、初めて僕を知ってくれる方、あとは僕の一番身近な家族が喜んでくれるかなって。それを生きがいにしているところもあります。新しい自分を観てもらう機会というか。