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大ヒット朝ドラへ出演で注目の25歳俳優が語る決意。「自分、何してるんだろう?」と考えることも

 俳優の本田響矢さん(25歳)が、木曜ドラマ23『すぱいす。』(BS-TBS・木曜夜11時 TVerでも配信中)に出演中。 本田響矢 見た目も性格もバラバラなワケあり3人が、キッチンカーでスパイスカレーを移動販売しながら各地を巡るグルメロードドラマで、本田さんはその場のノリだけで生きてきたドライバーの北野祐樹を演じています。  現在25歳の本田さんは、昨年大きな話題になった連続テレビ小説『虎に翼』でNHK朝ドラ初出演。今年もドラマ『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)に出演し、情報バラエティ番組『王様のブランチ』(TBS系)にもレギュラー出演するなど、多方面で活躍が期待される人気若手俳優です。現況についてお話を聞きました。

ただのグルメドラマではない作品

木曜ドラマ23『すぱいす。』(BS-TBS・木曜夜11時)より

木曜ドラマ23『すぱいす。』(BS-TBS・木曜夜11時)より

──最初にこのドラマの出演が決まったとき、率直な心境はいかがでしたか? 本田響矢(以下、本田):まず主演でやらせていただけるということが、素直に嬉しかったです。その後、内容を聞いたときに「グルメドラマ」というジャンルだと知り、「きっと現場でカレーが食べられるのかな」って。とても素敵な現場になるのではないかなと、撮影に入る前から楽しみでした。 ──物語は3人の登場人物で進行しますが、脚本全体や作品の世界観についてはいかがでしたか? 本田:最初に「グルメドラマ」というワードだけ聞いたときには、「毎回カレーを食べるドラマなのかな? どう展開するんだろう?」と思ったのですが、キッチンカーで地方を巡って、その場の食材を使ってカレーを作るという設定がすごく面白そうだと感じました。 そこに3人の関係性が描かれることで、ただのグルメドラマではない、人間模様も含まれた作品になっている。全10話を通して3人が成長していくストーリーがあって、その点でもとても素敵だなと思いました。単なるグルメドラマではなく、「グルメロードドラマ」ってという言葉がぴったりの素敵な作品だなという印象でした。

強がっているけど弱さもある役柄

本田響矢──この全10話、どんな人に響きそうでしょうか? 本田:もちろん、カレー好きの方にはハマっていただけるのではないかなと思います。特にスパイスカレー好きにはたまらない作品に! 調理シーンもかなりこだわって撮っていて、僕は現場にはいなかったのですが、森田晃役の奥野壮さんが一日中調理シーンを撮影する日があったそうなんです。1話を観させていただいて、「こんなに美味しそうにカレーが映っているんだ!」とびっくりしました。もう本当にお腹がすくと思います(笑)。 ──演じられた北野祐樹というキャラクターの印象はいかがでしたか? 本田:とてもリアルにも存在しそうな人物だなと思いました。強がっているけれど、実は弱さもあり、多くの方も共感できる部分があるのではないかなと。3人の人間模様を自分に重ね、「俺も頑張ろう」「私もちょっと頑張ってみよう」と思っていただけることもあるのかなと思っています。 グルメ好きにもドラマ好きにも届くような作品になっています。普段グルメドラマを見ない方でも入りやすい作品です。
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仕事とプライベートのバランスで心がけていること
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