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新生timeleszがSnow ManやSixTONESになる日は来るのか?地上波初冠番組は元TVスタッフも“よくわからない”

新旧メンバーの融合が生み出す可能性

そんな「タイムレスマン」を通じて、出来上がったばかりの新生timeleszの絆が深まり、グループの名刺代わりの番組になるのではないかと考える。 そもそも新メンバーは「timelesz project」で旧メンバーに審査されていた立場だ。仲間になったとはいえ、ファンから見てもどのくらい打ち解けているのか分からない部分がある。そこで「タイムレスマン」が重要になる。 新旧メンバーが一緒に企画に挑戦し、時には旧メンバーがダメ出しされる場面も。こういった演出を盛り込んだ番組は、メンバー間の絆を深めるために適している。 さらに同番組では佐藤と松島が新メンバーにいじられることで新たな魅力を発揮している。佐藤は生真面目な性格の「王子様キャラ」として知られているが、番組内で意外に抜けている一面を披露。松島はかわいい性格で少し天然ボケなところがあり、愛されキャラとしての魅力を番組で見せている。 この2人が新メンバーと化学反応を起こし、これまでにない輝きを発揮している。「タイムレスマン」は、新メンバーをお披露目する番組として機能するだけでなく、佐藤と松島の面白さも引き立たせることに成功している。 また、企画を通じてメンバー8人の仲の良さが伝わり、放送を重ねるごとに番組としての役割がしっかりしてきている。熱心なファンでなくてもメンバーの関係性が分かりやすく、新たに誕生したグループには最適な番組と言える。

Snow ManやSixTONESになる日

それSnow Manにやらせて下さい

画像:「それSnow Manにやらせて下さい」HPより

この「タイムレスマン」を通じてメンバーのバラエティスキルが向上すれば、Snow ManやSixTONESのようにゴールデン帯の番組を任される可能性もある。そのための修練の場として、同番組はしっかり機能しているように思える。 「timelesz project」によってグループとしてかつてない注目を浴び、ちょうどいいタイミングで冠番組が始まったtimelesz。8人のメンバーは個性豊かで幅広い世代からファンを獲得できそうだ。まずは「タイムレスマン」をしっかり人気番組に育て上げ、次なるステップアップへと進む姿を見せてほしい。 <文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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