中には40代の同年代男性からの申し込みもあり、何人かは会った人もいました。ですが、会ってみたら写真より太っていたり、歯に青のりが付いていたり、鼻毛が出ていたり、といった人ばかり。真由美さんから見たら
「結婚できなかった人」に見えて心が動きません。筆者も相手のプロフィールを見せてもらいましたが、みんな年収が高いハイスぺ40代でした。

「何が何でも結婚したいとは思っていないです。
妥協して結婚するなら一生独身でもいいと思ってます。結婚するのならこの人って思える人じゃないと」
真由美さんの中で
“この人って思える人”の第一条件は、見た目で「アリ」と思えることだそうです。そうなると必然的に、同年代より若い男性にばかり目がいきます。しかし、真由美さんからアリな男性に申し込みをしても、全て断られてしまいました。
真由美さんは、同じ40代女性の中で比べれば人気があることは間違いないのですが、
年下男性を狙えるかというと話は別です。私は正直に伝えました。
「プロフィールはもっとブラッシュアップした方がいいと思います。真由美さんが申し込みしている『アリ』の男性たちは30代の中でも人気があって、20代女性ともお見合いしている可能性があるんですよ。
結婚相談所を利用する男性は子どもを希望する方が多いので、そういう方にとって40代女性はどれだけ若く見えても難しくなります。
職場恋愛とか友達の紹介とかの出会い方の方が向いているかもしれません。子どもを授かること前提で相手探しをしないですし、年齢をさほど気にせず会って恋愛にも発展しやすいので。お友達や周りにも婚活していると言って、紹介の可能性は広げてみましょう」
真由美さんの希望条件を聞いてみると、
離婚歴やお子さんの有無は気にしないとのことでした。