「あー地獄…」元TBSアナ・39歳の私が思う“恋愛の難しさ”。大人気ドラマの名言から考える
一方的な「さよなら」は自衛策
今夜こそ連絡があるはずと思い、音量をMAXにして枕元にスマホを置いて寝てみる。そしてうとうとしてみて夜中の3時くらいにスマホを覗いてみれば誰からも連絡なし。ちーん。
嫌われているんだろうか、このまま自然消滅を狙われているんだろうか? などなど、勝手な妄想が頭の中をめぐり、眠れなくなる……あー地獄。正直勝手に自分で自分を苦しめているだけなんですが……。
だから、連絡がない相手様については、もう脳内で一方的に、その相手にさよならをするという自衛策がありますね。
ミランダの言う通り、もうどこか遠くに行ってしまったと思い込む。
『セックス・アンド・ザ・シティ』は、これまで何十年、何百年と繰り返されてきた女性たちの経験談が詰まった金言集でもあるのです。
さ、5月30日よりU-NEXTにて配信が始まった最新章『And Just Like That…』シーズン3。今回はどんな金言が飛び出すのか。
遠くに行ったと仮定した相手から奇跡的に連絡がきたら、まーた小躍りして世界が薔薇色になるのもあるある。ミランダならこの現象、なんて表現するのかしら?
<文/アンヌ遙香>アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne


