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“メンノン”モデル時代から30年 改名した50歳俳優が語る「未だに昔の名前で呼ばれるのは…」

ファッションモデルとしてスタートし、1998年の映画『ポルノスター』以降、俳優として数多くの作品に出演してきた渋川清彦さん(50歳)。現在、渋川さんが小学校の教頭先生を演じる主演映画『中山教頭の人生テスト』が公開中です。 『中山教頭の人生テスト』①渋川さんが芸能の仕事をスタートさせたのは19歳のとき。ファッションモデルとして活躍していた当時は「KEE」という名前で支持を集めていました。 渋川清彦さん①そんな渋川さんに、当時から応援し続けているファン層に向け、「現在もKEEさんと呼ばれることについてどう感じますか?」と直撃しました。

「教頭先生が?」ということをやっちゃう先生

――『中山教頭の人生テスト』は、渋川さんが演じた教頭先生が主人公です。校長ではなく教頭が物語の中心となるところも興味深い作品ですが、オファーを受けた際のお気持ちは? 渋川清彦さん(以下、渋川):率直に言うと、「教頭先生って何をしているんだろう?」というところからでした(笑)。この物語の教頭先生は、ひと癖も二癖もあって、特に物語の後半では「教頭先生が?」ということをやっちゃったりするんです。でも、それが面白いなと思いました。 『中山教頭の人生テスト』②――生徒目線からすると、教頭先生って謎の存在ですよね。 渋川:申し訳ないですけどね。教頭先生も校長先生も、なんとなくしか覚えてなかったりするじゃないですか。子どもとしては担任の先生以外と接する機会ってほとんどないですから。

大人が言うことはだいたい間違っている

『中山教頭の人生テスト』③――ちょっとクセのある教頭先生だと感じたとのことですが、この教頭先生は、生徒たちに「先生や大人がこうしなさいと言うことは全部間違っている」と言い切る場面があります。渋川さんご自身はどう感じましたか? 渋川:僕自身は、“だいたい”間違っているとは思いますけど、全部ではないと思います。ただ、この中山教頭は“全部”だと言い切る。頑固な男というか、芯がある人なんだろうなとは思いますね。 『中山教頭の人生テスト』④後半の、ある生徒との1対1のシーンでも、普通の先生なら絶対に言わないような答えをしているんです。だけど、僕はそこも好きです。佐向監督が正直な人だから、セリフも正直なんだろうなと思いました。
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同世代のモデル“井浦新や伊勢谷友介”について
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