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「俺いつ死んでもいい」44歳・2児の母が夫の発言にモヤモヤした理由「面倒な妻かもしれないけど…」

夫よ、「死ぬ」なんて軽く言わないで。一緒に生き抜いていこう

大木優紀 夫婦間の意見の違いで、モヤモヤすることは、たぶんどの家庭でもあることだと思います。私自身も子育てを通して、夫とのいろんな価値観の違いを感じながらやってきました。  でも、もしこれまで、子育てにおける困難や葛藤を、すべてひとりで乗り越えなければならなかったとしたら。それは考えるだけで、ぞっとするほど怖いことだと思うんです。  そういう意味で、泣きたいときも、喜びたいときも、どんな瞬間も共にいてくれるパートナーがいるということは、本当に貴重でありがたいことだと、私は心から痛感しています。  だからこそ、夫よ、「死ぬ」とか、軽々しく言わないでほしい。  子どもたちが巣立ち、お茶でもすすりながら「私たちやりきったね」と心から言えるその日まで、どうか一緒に、生き抜いていこうよ。  母親の覚悟と、父親の覚悟の違いなのか。  働く母親はいつだってハンデ戦なのか。  働きながら子ども育てるということは、理解ある職場だけがあってもダメで。学校、職場、親世代、地域……そして、パートナー。すべての要素が絡みあって、絶妙なバランスの上に成り立つ、難易度の高い格闘技です。  最近、そのバランスが、ちょっと揺らいでしまった…というよもやま話でした。 【Voicyで聴く】⇒音声版「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」 <文/大木優紀>
大木優紀
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母
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