朝ドラ『あんぱん』、軍隊の暴力描写を「月曜だけ」に決めた理由。演出家が明かす“描く責任”と覚悟
泣いてヒロイズムに陥るよりも、鬼の形相で「生きたい」
「このシーンを撮影する際、最初のカメラテストで中沢君は割と泣いたんですよね。ただ、本番の撮影時には泣かなかった。代わりにそれまで彼が見せてこなかった必死な形相が出て、それを放送に使っています。泣いてヒロイズムに陥るよりも、鬼の形相で生きたいと強く訴えかける芝居の方が断然に良かったと感じています」
BGMを多用しないこだわりも
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki


