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佐々木希は“許さずに再構築”、杏は“語らずに離婚”──対照的な決断も2人に共通するものとは?

「サレ妻」から「芯ある女性」へ…イメージ転換の転機

佐々木希さん②

画像:ダミアーニ・ジャパン株式会社 プレスリリースより(PRTIMES)

今回の放送で佐々木さんがこれまでの「サレ妻」「可哀想」という同情を買うようなマイナスイメージから、「強い女性」「良妻賢母」というプラスイメージへと変えたことは間違いありません。 また、これまではあまりにもかわいらしいルックスが先行していたため、演技が十分に評価されていなかった佐々木さんですが、2025年1月期放送の『地獄の果てまで連れていく』(TBS)では復讐の鬼と化したベビーシッター役を演じるなど、人生経験が演技の幅を広げているようにも感じられます。 これまで不倫について公の場で語らなかった佐々木さんが、このタイミングで語ったのは、上のお子さんが今年から小学生になったことが影響しているのかもしれません。幼稚園や保育園以上に小学校では親が関わる場面が増えます。 また、子ども自身も物事を理解し始め、親について詳しく意識するようになる時期です。子ども同士での対人関係トラブルも増えることから、佐々木さんはお子さんが「渡部の子ども」とからかわれたり、辛い目に遭うのを防ぐため、親として最善の選択として今回の番組出演を選んだのではないかと思われます。 もちろん未だに渡部さんへの嫌悪感を抱く人々、また佐々木さんに「なぜ離婚しないのか」と疑問を持つ層は少なくありません。しかし、その疑問が残るほど、離婚を選ばない佐々木さんの強い意思が際立ち、世間からの応援の声が絶えないのではないでしょうか。 また今回の放送で、渡部さんについて語る佐々木さんには悲壮感はなく、幸せな人生を歩む覚悟を持ちながら、笑顔で話している姿が印象的でした。今の佐々木さんが幸せそうであることが伺えます。

杏が選んだもう一つの道――シングルマザーとしての再出発

杏さん①

画像:Forevermark株式会社 プレスリリースより(PRTIMES)

一方で佐々木さんとよく比較されるのが女優の杏さんです。杏さんの元夫である俳優の東出昌大さんは、渡部さんの多目的トイレ不倫の約5カ月前、2020年1月に女優の唐田えりかさんとの不倫報道で注目を浴びました。そして杏さんと東出さんは、週刊誌での不倫報道から約半年後に離婚を発表しました。 不倫発覚後すぐに離婚を決断したイメージが強い杏さん。その後、幼い3人の子どもを抱えるシングルマザーとして奮闘し、2022年にはフランスに移住。日本とフランスを行き来しながらドラマや映画に出演。さらに公式InstagramやYouTubeチャンネルを開設し、プライベートも公開しています。 また、2026年放送予定の日本とフィンランドの共同制作ドラマ『BLOOD & SWEAT』では、フィンランドの人気俳優とのダブル主演が決定。多忙ながらも私生活とキャリアを両立させています。 杏さんは不倫や離婚について積極的に語る姿勢を見せていません。しかし、離婚後の新たな人生への果断な行動力や、仕事への挑戦は多くの人々を感動させています。
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対照的な選択をした2人だが、共通する部分も…
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