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「汚い」「染めたら若く見えるのに」と言われることも…34歳で白髪染め&縮毛矯正をやめた女性の“想い”

グレイヘアに対する周りの反応

Yukariさんのヘアスタイル――最初は、どうやってグレイヘアに移行したのでしょうか。 Yukari:縮毛矯正をやめる前は、ある程度地毛を伸ばしてから一度ボブくらいの長さにカットしました。そして白髪と黒髪の境界が馴染むように、ハイライトを入れてもらい、白髪染めをやめました。 当時は、地毛を伸ばす間はまとめ髪にして耐えるしかありませんでした。でも今は、地毛とストレート部分の境目を目立たなくするような“脱縮毛矯正パーマ”をやってくれる美容室があるので、縮毛矯正をやめたい方は検討してみるといいと思います。 最初のうちはまだ、癖を抑えたい気持ちが強かったので、ヘアアイロンでワンカール風に巻いたりしていましたね。YouTuberの「Curly Girl Rin 天パのカーリーガールリン」さんや、海外のYouTuberを参考にしながら、癖毛を活かしたカールを作るようになってから、「私の髪っていいじゃん」と少しずつ前向きに思えるようになっていきました。 試行錯誤していたときコロナ禍に入り、人と会う機会が減りました。そこで、試しに髪をピンク色にしてみたんです。「縮毛矯正も白髪染めもしていないから、どんな髪色にもできるんだ」と、ますます気持ちが解放されました。 ――周りの反応はいかがでしたか? Yukari:子ども達はあまり何も言ってこないですね(笑)。ときどき、街でポスターを指差して「この人、ママと同じカーリーヘアだね」と言ったりするくらいです。私の髪を見て、天然パーマや癖毛に対してポジティブなイメージを持ってくれているのかなと感じています。 ママ友には、最初のうちは自分からは何も言いませんでした。老けてみられることを異常に恐れて、白髪があることを隠していたので「白髪を染めるのをやめた」と口に出すのが嫌だったんです。でもSNSで発信を始めてしばらく経つと、応援してくれる方が増えたこともあって、あまり気にならなくなっていきました。また、発信を見てくれたママ友から、「私もYukariちゃんみたいに白髪を活かすことにした」と声をかけてもらえたりするようになりました。
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グレイヘアを始めたい人のロールモデルに
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