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築56年団地で暮らす50代女性。狭さを感じさせない部屋づくりのコツとは?“驚きの計画“も明かす

毎日のように模様替えを楽しむ

タイルを敷き詰めたインナーテラス

タイルを敷き詰めたインナーテラス

 ダイニングの窓際にはタイルが敷き詰められ、インナーテラスとして園芸作業のスペースになっています。 「窓際のビニールクロスが古くなっていたので、ヨーロッパの石畳用のタイルを敷きました。本当はもっと敷きたかったのですが、重さがあるのでここまでにしています(笑)」
照明用のコードやロープが張り巡らされている

照明用のコードやロープが張り巡らされている

 ダイニングの照明は、友人から譲り受けたもの。 「無機質な照明と有機的な自然物のバランスを取りたくて、枯れ枝をのせています。観葉植物の枯れた葉はなるべく取り去らずにそのままにして、自然の姿を大切にしています」  Shihoさんは月に1~2回、模様替えを楽しんでいます。 「朝起きて、“こうしたい”と思い浮かんだアイデアが止まらなくなるんです。細かいものの配置は、ほぼ毎日変えていますね。動線が悪いなと感じると、つい動かしたくなります。若い頃に比べて筋力は落ちたので、重いものを持ち上げるのは大変になりました。そのため、毎日両足に500gずつの重りをつけて、朝1時間の家事をルーティンにして筋力づくりをしています」

人とゆるくつながることができる団地の魅力

アート 長押(なげし)にはアートやレコードのジャケットがディスプレイされ、空間に彩りを添えています。 「レコードプレイヤーはもう持っていませんが、ジャケットが素敵なので飾り続けています」  YouTubeの編集や仕事は、ダイニングの窓際にあるデスクで行っています。立ったまま作業できるスタンディングデスクは、キッチンと同じ赤い塗料で塗られており、目の前にはお気に入りの文庫本や雑誌が並びます。 作業中のShihoさん
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Shihoさんの「理想の暮らし」とは?
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