「共感しかないわ」加藤ローサの“離婚後の選択”が圧倒的に支持される理由。“いびつな事実婚”が広まる予感も
8月17日放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演した加藤ローサは、サッカー元日本代表の松井大輔と離婚していたことを発表した。有名人カップルの離婚にSNSでは大きな反響を集めているが、従来のリアクションとは少し様相が異なる。
そもそも、加藤の離婚はかなりトリッキーだ。同番組内で加藤は「今は籍を抜いていて。新しい私たちの形で生活は続けつつ、ちょっと夫婦という形を変えて離婚していて」と籍は抜いたものの以前と同様に同居はしているという。
続けて、「彼は変わらず自分の好きなことだけを追いかけてるタイプで、なので変わらないんですね」と松井の心情に触れつつ、「籍が入っていると入っていないとでは、私の気持ちが結構変わって。良い妻でいなきゃみたいな、すごい思っちゃって」と自身の心境を説明。妻として頑張る必要がなくなり、精神的に楽になったと話す。
また、「仕事から帰ったらすぐ夜ご飯じゃないですか。『良い妻しなきゃ』と思うと、その前に買い出ししたり、ご飯作ったり準備して温めるだけの状態にして出かけたり」と離婚前の生活を振り返り、「仕事一つするにもめっちゃ大変だった」と当時の心境を吐露した。
加藤の話を聞く限り、松井が家事育児に非協力的であり、加藤の負担が大きかったことがうかがえる。とはいえ、離婚しても一緒に暮らしているのであれば、実質的な加藤の負担が減ったわけではない。そのため、SNSでは「税金対策の偽装離婚」という声も一部あがった。
ただ、もし仮に「税金対策の偽装離婚」であれば、わざわざテレビ番組で大々的に言うはずがない。それではなぜ加藤は離婚したのか。それは「状況が変わらなかったとしても、それでも離婚したい」と心底思っていたからではないか。
松井が家事育児に非協力的だったことが離婚理由なのかはわからない。ただ、加藤の気持ちは確実に冷めている。そのため、一刻も早く距離を取りたい。とはいえ、子どものことを最優先に考え、そして自分自身を守るため、身体的には難しくても精神的には距離をとれる現状考えられる最適解として“同居離婚”を選択したのだろう。
寄せられたコメントを見ていると、「加藤ローサちゃん見て私も籍抜きたくなった」「言ってることすごいわかる。共感しかないわ」「素晴らしい決断!」など、とりわけ女性からの加藤を支持する声が少なくない。なぜ加藤に応援や称賛のコメントが相次いでいるのか、その理由を考えたい。
離婚届を出す前と後で、気持ちが大きく変わった

画像:PR TIMESより


