
ワインレッドやボルドーと呼ばれていたくすんだ赤色は、去年あたりからバーガンディと呼ばれるようになりました。フランス東部ブルゴーニュ地方で作られたワインの色が語源だそうです。おしゃれな名前ですよね。

バーガンディは大人っぽい色味なので、着ると老けて見えそうなのが心配なところですが……思い切って黒・グレー・ブラウンなどと合わせて、シックに着るのが今年っぽいと思います。
ちょっと前まで、くすみ色同士のコーディネートは「地味」とか「おばあちゃんみたい」といった印象がありましたが、最近は「シックで素敵」と言われるようになりました。アクセサリーをプラスするとコーデに光が加わって、いい感じにまとまります。

知り合いに着ている人がいたら「バミューダパンツ素敵!」とか「バーガンディ似合っているね」と声をかけてみてください。この人わかっているなぁ、と一目置かれること間違いなしです。
※コーデは全て私物です
<写真・文/大日方理子>
大日方理子
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。骨格診断アドバイザー。猫背改善で身長149cm→151cmに。中学生の女の子がいる1児の母でもある。
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