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「キンプリ、なぜこんなに“ツイてない”」 冠番組・ドラマ・24時間テレビも大チャンスを逃し続ける… 2人体制で続く“不運の連鎖”の真相

ドラマでも“ツイてない”展開が続く

とはいえ、キンプリの2人には俳優としての顔もあり、出演作で大ヒットを飛ばすことで国民的アイドルグループへの道が切り拓かれることも充分にあり得ます。  SMAPは木村拓哉さんの『ロングバケーション』(フジテレビ系/1996年)の大ヒット、嵐は松本潤さんの『花より男子』(TBS系/2005年)の大ヒットがきっかけで、グループ人気がさらに高まり、国民的アイドルグループに成長したというのは有名な逸話。Snow Manも目黒蓮さんの『silent』(フジテレビ系/2022年)で、世間的なグループ認知度が一気に高まったのは記憶に新しいところです。 それを踏まえ、キンプリの今年のドラマを振り返ってみましょう。 永瀬さんは今年1月期に『御曹司に恋はムズすぎる』(フジテレビ系)で主演していましたが、こちらは23時台のドラマでGP帯から外れていることもあり、あまり話題にならず。
0911「DOPE 麻薬取締部特捜課」

画像:「DOPE 麻薬取締部特捜課」番組HPより

髙橋さんは今年7月期のGP帯ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』(TBS系)に、中村倫也さんとダブル主演していました。しかし、こちらは突飛なSF設定があまりウケなかったようで、評判は良くないまま終了。 『DOPE』の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、第1話は6.0%だったものの、第2話から第9話まではずっと4%台で、最終話(第10話)は5.1%でした。 いまのご時世、視聴率の良し悪しだけで作品の出来は評価できません。……が、初回の数字が最高視聴率だったということは、作品に魅力を感じずに離れていった視聴者がおり、新規の視聴者もあまり獲得できなかったことを意味しているため、不発だったと言わざるを得ないでしょう。

逆風を乗り越えて再び“国民的アイドル”の座へ

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画像:AWA株式会社 プレスリリースより(PRTIMES)

冠バラエティ番組『キントレ』がいまいち話題にならず、超大型特番『24時間テレビ』出演のチャンスを活かせず、主演ドラマも作品に恵まれず不発という不運が続いているキンプリの2人。 彼らがまたビッグチャンスをものにして、国民的アイドルグループへ成長していくことを期待しています。 <文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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