ミニストップといえば、2025年8月に一部店舗での、店内で作るおにぎりや弁当、惣菜の消費期限の偽装が発覚。その後ミニストップは、9月までに全国25店舗で店内で消費期限の偽装が行われていたことが分かったと公表した。「見た目に反して中身が少なかった」とコンビニ飯に憤る消費者は多いが、消費期限の偽装はさすがにやりすぎだ。
ミニストップの全店売上高は今年3月~6月まで「平均売上高前年比」が100%を超えていたものの、7月(96.2%)以降はやや停滞。8月に一部店舗で店内調理品の消費期限偽装が発覚し、その後9月(93.0%)には売上がガクッと下落した。偽装発覚による販売中止やイメージダウンが影響した可能性も考えられる。
10月中旬からは一部店舗でのおにぎりや弁当の製造・販売を再開し、徐々に全国の店舗でも復活させていこうとしている。ただ、今回のXでの報告により、ネガティブなイメージを刷り込まれた人は一定数いそうだ。ミニストップの苦境は、まだしばらく続くかもしれない。
※記事内の価格は、筆者が首都圏の店舗で2025年10月購入した時点の価格です。
<写真・文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):
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