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事務所社長・小栗旬の“秘蔵っ子27歳歌手”の「実父」はまさかの大物歌手。じわじわ存在感大きく

 木村文乃とラウール共演ドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系、2025年)は、今年最大の話題作の一つだが、純愛物語の伴奏役を担った主題歌「Spiral feat.Yura」も注目の楽曲だった。
(画像:『愛の、がっこう。』フジテレビ公式サイトより)

(画像:『愛の、がっこう。』フジテレビ公式サイトより)

 Yuraとのデュエット曲として主題歌を担当したレイニ。今年デビューしたばかりの大型新人アーティストだが、ミステリアスな存在感が大きな話題になっている。  男性俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、時代が求めるアーティスト・レイニを解説する。

ミステリアスな雰囲気が話題に

 2025年、赤楚衛二主演ドラマ『相続探偵』(日本テレビ系)主題歌でメジャーデビュー後、各メディア掲載記事やテレビ出演でその存在感がぐんぐん目立ってきた。ぐんぐんよりじわじわといった方がたぶん正確かもしれない。  何せレイニが醸す雰囲気が極めてミステリアス。透明感あるビジュアルから繊細なアーティスト像がはっきり伝わるものの、どこか物憂げな表情が何かを秘めている。そしてその秘めたものをこちらに簡単には開示してくれない。どんなパーソナルなんだろうと気になる。  メディア掲載記事を読めば、16歳でアメリカに留学していたなど経歴が書かれていて、ミステリアスな雰囲気の謎が少しずつ明らかになる。  2025年は名作と大評判だったドラマ『愛の、がっこう。』主題歌も担当した。ぐんぐん目立ち、活躍の場を広げながらじわじわ話題になるという不思議な魅力がある。

所属事務所社長が「うちの秘蔵っ子」と形容

『Tristone Fan Fes 2025 〜UNDOKAI〜』で赤楚衛二とレイニによるパフォーマンスも話題になった。二人が所属するトライストーン・エンタテイメント社長の小栗旬は、レイニをこう形容している。 「うちの秘蔵っ子」。事務所にとっても秘められた才能であるレイニを万全の仕上がりでデビューさせた。 『愛の、がっこう。』主題歌「Spiral feat.Yura」を生披露した『DayDay.』(日本テレビ系)初出演(9月30日)では、MC山里亮太が「お父さまと同じ音楽への道」と話題を広げていた。 「お父さま」とは徳永英明である。レイニという名前は、1986年リリース、徳永のデビューシングル「Rainy Blue」に由来しているらしい。  名曲タイトルがアーティスト名になり、温存された「秘蔵っ子」の才能が、新たな歌声を響かせる。歌声はどんどん豊かに洗練され、レイニの存在感に磨きがかかる。  最新インタビュー(『entax』掲載)でレイニは「Spiral feat.Yura」のレコーディングにふれ、「もっと歌いたい」と思っていたことを吐露している。
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