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「STARTO社アイドル超えた?」“ミセス”を“テレビ局が使いたくなるワケ。「初めてとは思えない」高評価の裏側とは

人気バンドのMrs. GREEN APPLEが、バラエティ番組でも大活躍するかもしれない…。 ミセスのメンバーがMCを務める冠番組『テレビ×ミセス』(TBS系)の第2弾が、11月3日に放送された。同番組は、ミセスがゲストとさまざまなコラボを行うバラエティで、今年6月に放送された第1弾が好評ですぐに今回の第2弾が決定。ゲストとして、大塚愛、M!LK、チョコレートプラネットが参加し、新企画も放送された。

第2弾は放送時間拡大でパワーアップ

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画像:TVerより

今回の第2弾は、第1弾より放送時間が長くなり早くもパワーアップを実施。歌のコラボだけでなく、バラエティ企画もしっかり行われ、山里亮太、陣内智則、渋谷凪咲、丸山礼などが参加した。 この『テレビ×ミセス』だが、第1弾の放送ではメンバーのバラエティスキルの高さが注目を浴びた。初めてグループでMCを務めた番組とは思えないほど、メンバーはバランスの良さをみせ高い評価を得ている。

個性派トリオの魅力──大森・若井・藤澤のバランス

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画像:株式会社第一興商 プレスリリースより(PRTIMES)

まずボーカルの大森元貴は、トークコーナーでうまくゲストを引き立てながら、自分たちのエピソードも話す芸当を披露。秀逸だったのが、2024年に話題を集めた大森とゲスト出演したFRUITS ZIPPER・鎮西寿々歌の“熱愛疑惑”についてのトークだ。 通常であれば、ミセスほどの人気バンドが熱愛疑惑をネタにしなくてもいいところ。しかし、番組では匂わせ投稿をほじくり返し検証する企画を実施した。大森は、うまくネタにしてリアクションしながら、双方のファンが笑える説明を行い番組を盛り上げた。 そして、ギターの若井滉斗だが、盛り上げ役としてのスキルが高い。若井といえば、過去に出演した『ニノさんとあそぼ』(日本テレビ系)などで、芸人のようなキャラを作り上げている。「岩井」と名前を間違えられるボケをはじめ、リアクションも面白くトークを構成するのも上手だ。 第1弾の放送では、大森への質問に勝手に答えるボケを披露して笑いを起こすなど、芸人のような展開を作り上げた。また、ツッコミを繰り出すこともでき「お笑い担当」として機能していた。 加えて、キーボードの藤澤涼架は、癒し系の天然キャラが持ち味。大森と若井のバランスをうまく取る役割を果たし、時にはボケも行う臨機応変なスタイルをみせた。独特なキャラの藤澤がいることで3人にまとまりができ、男子校の昼休みのような雰囲気を生み出している。
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“ポストSTARTO”としてテレビ界に革命を起こすか
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