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「STARTO社アイドル超えた?」“ミセス”を“テレビ局が使いたくなるワケ。「初めてとは思えない」高評価の裏側とは

コント挑戦とスター発掘企画でさらなる進化

3人ともそれぞれキャラが違うことで、『テレビ×ミセス』は非常に見やすい番組になっていた印象だ。そのうえで、ミュージシャンとのコラボでは心を打つステージを披露し、総合的なバラエティとして見応えがある番組となった。第1弾はコア視聴率も高く、テレビ業界で高い注目を集めた。 さて、今回はそんな期待される番組の第2弾であったが、ミセスはチョコプラの演技指導を受けコントに挑戦。またスター候補生をミセスとゲストが審査する「スター発掘×ミセス」も放送され、よりバラエティ色の豊かな内容となった。 ミセスのメンバーもしっかりと各コーナーでリアクションを取り、企画では大森が何度もボケを披露するなど、バラエティスキルの高さを示している。第3弾の放送やレギュラー化も期待できる内容で、ミセスの3人がテレビ番組でも活躍できることを証明した。

“ポストSTARTO”としてテレビ界に革命を起こすか

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画像:TVerより

古くからテレビでは、芸人やタレント以外では旧ジャニーズ事務所のアイドルがバラエティ番組で大活躍してきた。STARTO ENTERTAINMENTに変わってからもその勢いは衰えず、Snow ManやSixTONES、timeleszなどが出演する番組が人気だ。その牙城を唯一崩せる存在が、ミセスなのではないかと考える。 ここまで説明したように3人はミュージシャンながらバラエティスキルが高く、どんな企画にも挑戦する懐の深さを持つ。そのうえ、若い世代から絶大な支持を受けるファン層の広さがあり、テレビ局としてはぜひキャスティングしたい人材だろう。 これまで男性ミュージシャンやボーイズグループが多くのテレビ番組を作ってきたが、なかなかSTARTO社のアイドルほどの人気を得られなかった。 しかし、ミセスはSTARTO社のアイドルたちに対抗しうる勢いと素質を持ち、テレビ業界を面白くしてくれそうな可能性がある。『テレビ×ミセス』が、第1弾の放送から半年も置かずに第2弾を放送したことで、今後はレギュラー化する可能性も非常に高い。 それだけに、ミセスがバラエティ番組でも革命を起こす日は、そう遠くないかもしれない。 <文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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