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【反対署名12万件】“きのこ雲ランプ”投稿のK-POPアイドルは、「戦後80年」節目の紅白歌合戦にふさわしいのか?

戦後80年、昭和100年を迎える2025年。象徴的な節目となる今年の紅白歌合戦に向けて、あるK-POPアイドルの炎上が大きな波紋を広げています。国民感情や歴史認識、そして音楽界の在り方まで巻き込みながら議論が拡大するその背景とは――。

節目の年に揺れる紅白とK-POP出場枠

戦後80年、昭和100年を迎える2025年。「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」でも大賞の10語に「戦後80年/昭和100年」が選ばれました。
1207_紅白歌合戦①

画像:「第76回NHK紅白歌合戦」番組HPより

今年の年末の『第76回紅白歌合戦』(NHK)でも平和を意識した演出や昭和から続く歴史を感じる内容が期待されています。そうした中、今年初出場が内定したとあるK-POPアイドルが、現在大きな批判を受けていることをご存じでしょうか。 11月14日に発表された『第76回紅白歌合戦』の出演アーティスト。毎年初出場のアーティストが話題になる中、今年はK-POPガールズグループ「aespa(エスパ)」に大きな注目が集まりました。 aespaは韓国人のカリナさんとウィンターさん、中国人のニンニンさん、日韓ハーフで日本人のジゼルさんという4人で構成されたガールズグループ。BoAや東方神起、少女時代を擁する韓国の大手事務所「SMエンタテインメント」に所属し、2020年に韓国でデビューしました。 2024年に日本デビューを果たすとその年にリリースされた『Supernova』『Whiplash』が日本国内でストリーミング累計再生回数が1億回を突破。今年8月にはNHKの音楽番組にも出演し、大きな話題となったことが紅白初出場の選考理由とされています。

再燃する「きのこ雲ランプ」炎上

1207_紅白歌合戦②

aespa(エスパ) 
画像:株式会社SM ENTERTAINMENT JAPAN プレスリリースより

この中で今回の紅白出場で大炎上しているのが中国人メンバーのニンニンさんです。ニンニンさんは2022年にファン向けコミュニケーションアプリ「Bubble」に原子爆弾投下時に発生するきのこ雲のような形をしたインテリアランプが写った写真を投稿。 そこには英語で「可愛いライトを買ったよ、どう?」とコメントしており、当時も問題視されていました。それが今回紅白内定のニュースが報じられるとSNSで再注目され、批判が再燃しています。 ニンニンさんがきのこ雲の形や意味の知識がなく、単純に可愛いデザインだからこの写真を投稿した可能性ももちろんゼロではないでしょう。SNS上でも「こじつけだ」「本当に知らないだけではないか」という擁護派の意見も散見されています。
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“歴史的背景と事務所への批判”とは
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