Entertainment

「ばけばけ」怪演の28歳女優はプライベートでもヒール役? 菜々緒らに続く“悪役がハマる”コメディエンヌの実力

プライベートでもヒール役? 過去の炎上騒動

炎上の火種は2024年、ドラマ『先生さようなら』(日本テレビ系)のクランクアップ映像です。 花束を渡すSnow Manの渡辺翔太さんへ握手を求め、肩に手を添えるなどの仕草がファンの中で話題になりました。それと共に俳優・高橋文哉さんへ絡もうとする動画も発掘され、こちらも含めてネットで批判を浴びました。
Blu-ray BOX『先生さようなら』(ジェイ・ストーム)

Blu-ray BOX『先生さようなら』(ジェイ・ストーム)

相手が人気アイドルと今をときめく俳優さんだったこともあり、「相手の手を撫でたり何回も体をベタベタと触るのは異性でも同性でもセクハラじゃない?」「全男性俳優共演NGにして」「ボディタッチおばさん」「ねっとりお触りお姉さん」などと、その行為や人間性を批判する声が数多く沸きあがりました。 お笑い芸人・粗品さんも自身のYouTube「1人賛否」(2024年10月15日)にて言及するほど。ボディタッチは本人の癖と言われれば納得できる範囲のものの、その悪名で名前を覚えた人も多いようです。

悪役はお手の物。菜々緒や武田久美子に続くか

当初、北香那さんがトキのライバル的な役回りと発表された際、先の炎上もあいまって多くのヘイトを集めるだろうと筆者は想像していました。しかし、ふたを開けるとどうでしょうか? SNSを中心に、その悪役ぶりがむしろ愛されています。 役柄自体のクセが強いのはもちろんですが、一番が北さんの役へのハマり度合です。
かつての炎上で世間に「嫌な女」イメージを植え付けていたことが功を奏した部分があるのかもしれませんが、それ以前にも『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテレビ系/2022年)の主人公を陥れるイヤな女役が話題になっていたこともあり、悪役はお手の物のよう。 古くは武田久美子さん、少し前は菜々緒さんが出てくるだけで不穏な雰囲気を醸し出す悪役女優として、ドラマで重宝されていました。今後は北さんがその女王となる期待大です。
次のページ 
『バイプレイヤーズ』などで独自のポジションを確立
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ