2025年「本当に良かったドラマ」ベスト10。人気アイドルが見せた“禁断の涙”に、実力派俳優の“あまりに無様な姿”が胸を打つ<前編>
7位:じゃあ、あんたが作ってみろよ
ふたりの“愛らしさ”が作品を支える
価値観を“アップデートしてめでたし”ではなく、変わろうとしてもぶつかるし、すれ違うし、全部がうまくいくわけじゃない。それでも相手を理解しようとして、前に進もうとする。そんなふたりの姿が応援したくなるほどチャーミングに描かれており、コミカルな展開ながら心に響きました。 何より完璧さを体現しつつ、傲慢さや無知、不甲斐なさまでさらけ出してなお「憎めない人間」にしなければならない勝男という難役を成立させた竹内涼真があっぱれ!夏帆の繊細な演技と並んで、ふたりの“愛らしさ”が最後まで作品を支えていました。



