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2025年「本当に良かったドラマ」ベスト10。人気アイドルが見せた“禁断の涙”に、実力派俳優の“あまりに無様な姿”が胸を打つ<前編>

7位:じゃあ、あんたが作ってみろよ

1224_年間ドラマ④

画像:TVerより

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)はバズり方だけでなく、観終わった後も心に残る1本でした。 自分らしさを見失いかけた鮎美(夏帆)と、完璧主義で超亭主関白思考の勝男(竹内涼真)。ふたりの別れを起点に、勝男は料理を通して自分の在り方を振り返り、鮎美も新たな出会いのなかで「私はどう生きたいのか」を探していきます。

ふたりの“愛らしさ”が作品を支える

価値観を“アップデートしてめでたし”ではなく、変わろうとしてもぶつかるし、すれ違うし、全部がうまくいくわけじゃない。それでも相手を理解しようとして、前に進もうとする。そんなふたりの姿が応援したくなるほどチャーミングに描かれており、コミカルな展開ながら心に響きました。 何より完璧さを体現しつつ、傲慢さや無知、不甲斐なさまでさらけ出してなお「憎めない人間」にしなければならない勝男という難役を成立させた竹内涼真があっぱれ!夏帆の繊細な演技と並んで、ふたりの“愛らしさ”が最後まで作品を支えていました。
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第6位は?静かに胸が満たされるラブストーリー
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