――芸妓文化や有馬芸妓を周知させていくために意識して行っていることはありますか?
一晴:SNSでの発信や、先ほどお伝えした芸妓カフェなどです。ほかに挙げるとしたら今、ふるさと納税のなかに有馬芸妓が入っているんですね。
2021年、有馬芸妓は「神戸歴史遺産」に認定されました。その後、ふるさと納税の神戸歴史遺産の項に「芸妓をお呼びする」という選択肢ができまして。要するに、観覧料は神戸市さんが持つ形で芸妓カフェで踊りが無料で見れたりします。
――なるほど、そういう角度でも間口は広がっているんですね。間口を広げるという意味でいえば、SNSの発信も効果的だと思います。今回の思いもよらないバズりは、有馬芸妓さんにとってうれしい反応でしたか?
一晴:はい、そうですね! ありがたいと思います。
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芸妓さんからすればありふれた日常だったとしても、一般の人にとっては衝撃的な一瞬だった今回の投稿画像。そんな瞬間を発信することで思わぬバズりへと発展し、結果的として芸妓文化の周知につながるのだからおもしろいものです。
浮世離れして華やかだった芸妓さんの日常風景、守りたい文化です。
<取材・文/寺西ジャジューカ>