——これまで昭和や平成の様々なファッションの再現をされていますが、特に印象に残っているものは?
あやね「これは、ジュリアナ東京! あまりにも私の顔立ちとメイクがしっくりきすぎて、あの時代に生きていたらお立ち台でぶいぶい言わせていたよな〜と思いました(笑)」
ちか「コギャルの格好でプリクラを撮りに行った時のことも思い出深いですね。90年代当時のプリクラ機はもうほとんど現存していなかったのですが、聞き込みで調べて春日部の温泉旅館にあることまで突きとめました。
でも、撮っている最中にそれが壊れてしまい、急きょ修理することになって。レトロなものってすごく貴重で、簡単にいつでも使えるものではないことを再認識しました。もっと大事にしていかないと……」
あやね「服やアクセサリーも同じですよ。メルカリやハードオフなどの中古品市場で探してくるのですが、どうしてもないものもあるんです。
80年代ローラースタイルに必須だった大きめのリボンは、どこにも売っていなかったので自分で作りました。90年代だとSPEEDのスポーティファッションが、今ではどこにも売っていなくて苦労しましたよ」
——ファッションアイテムもかなりの一期一会なんですね。
あやね「そう。トレンドから外れてしまうと、けっこう地獄を見るんです。だからこそ、後々に使えるかも!? って思って、とりあえず買っておくアイテムも多いんですよ。だいぶ前に買った黄色いファーセーターも、いつかT.M.Revolutionや及川光博をやるために残してあるんです(笑)」
<取材・文/もちづき千代子>
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:
@kyan__tama