その夜以降、優香さん一家は義父と距離を置くことを決めたそう。
数日後、義父はシラフの状態で謝罪にやってきました。しかしその言葉は、終始「酒」を言い訳にしたものだったといいます。
「
『あの時のことは酔っていて覚えていないんだ』『酒が回りすぎた』『まさか本気で投げたつもりはなかった』と何度も繰り返されて。表面上は謝っているようでも、実際は全部お酒のせいにして、自分は悪くないと言い訳しているように感じました」

瑛人くんに向けた直接的な謝罪よりも、「酒に呑まれた自分」の弁明ばかりで……あの瞬間に何が起きたのか、幼い瑛人くんにどれほど恐怖を与え、それが今後どのような影響をもたらすかについて、義父自身が真正面から向き合おうとする姿勢は見えなかったそう。
「『もう酒は控えるから、安心して』『あんなことは今後二度と起きないから』とも言われました。でも同時に
『酒が入ると誰だって記憶が飛ぶことがあるでしょ?』とも言われて……。それって、また同じことが起きる可能性があるってことですよね? とても信じられないと思いました」
優香さんの中で、どうしても消えなかったのは、鬼の形相で3歳の息子に全力で豆を投げつけた、あの光景でした。それが「酒のせい」で片づけていい出来事だとは、どうしても思えなかったのです。
「謝罪されても、もう同じ空間に息子を置くことはできないと思ったので、夫と相談してもう二度と家には来ないでほしいと義父に伝えました」